ぷらり札幌

札幌のすすきの、琴似、円山を中心に、おいしいお酒とお食事をいただけるお店をご紹介
(予算の目安はお腹が空いた状態でお店に入ってお酒を3杯くらい飲んだとき)


2005/09/08

円山 - サボ

SABOT (サボ) / 札幌市中央区南1条西25丁目 TEL: 011-613-2425
分類: イタリアン

昨日は、仕事が一段落ついたこともあり、どこかに出かけたい気分に。でも21時半を回っているので行けるお店は絞られてきます。イタリアンが食べたいような気がする…ということで行ったのはサボ。

遅い時間でもいつも満席に近いので、電話をかけて行きました。お店に着くと1人もお客様がいない! 台風のさなかとは言え、こんなことは初めてです。お大尽気分で「ちみちみ、メニューの上から全部持ってきてくれたまえ」と言いたいところをぐっと抑え、メニューを選びました。

メニューの名前はうろ覚えです。いずれも季節のお勧めメニューです。

  • アジとぶどうのマリネ
    生のお魚 + ぶどう という組み合わせの前菜がサボのメニューにはよく載っています。これがおいしくておいしくて、メニューにあれば必ずといってよいほど頼んでしまいます。ぶどうが大粒で噛むとじゅっと果汁が出て、魚のうま味と合います。ぶどうが仲立ちになるせいか、生魚でもワインとも相性がよいのです。
  • 穴子と野菜のサラダ仕立て
    かりっと香ばしく焼かれた穴子を、ルッコラ、チコリ、カブ、紫キャベツなどさまざまな野菜がいろどっています。苦みが苦手なチコリや紫キャベツも、穴子と一緒だと別のおいしさがあります。穴子の香ばしさとルッコラのゴマのような香りを味わっていると、今晩、ここに来てよかったな…としみじみ思いました。
  • 鶏とポルチーニのパッパルデッレ
    サボは手打ちパスタが売りのお店ですが、遅い時間に行くと手打ちパスタはないことがよくあります。今日は当然ながら選び放題です。

    パッパルデッレは幅広の平麺で、濃厚なソースとよく合います。今日のメニューでは、ポルチーニの出汁が麺に練り込んであるのかというくらいソースが麺にしみています。ビバきのこ!
  • 詰め物をしたイタリア産白うさぎのロースト
    うさぎはポールズ・カフェでシチューを食べたことしかないので、頼んでみたメニューです。

    もも肉にキャベツとさやインゲン(自信なし)を詰めてローストした料理で、味付けはシンプルで飽きが来ません。お肉は味の濃い鶏肉という感じ。鶏肉よりもしっかりした歯ごたえです。

    途中でワインがなくなってしまい、グラスワインにするかどうか迷ってビールに切り替えたのですが、ワインにもビールにも合いました。

がらがらだったお店も、前菜が来るころに次のお客様が来て、パッパルデッレが来るころにはほぼ満席になっていました。お大尽の時間は短くはありましたが「余は満足じゃ」でしたよ。

2人で行って赤ワイン1本(4,000円台)とビール2杯を飲み、お会計は10,706円でした。

予算: 4,000円-