ぷらり札幌

札幌のすすきの、琴似、円山を中心に、おいしいお酒とお食事をいただけるお店をご紹介
(予算の目安はお腹が空いた状態でお店に入ってお酒を3杯くらい飲んだとき)


2005/08/30

すすきの - 茶月斎

茶月斎(ちゃげつさい) / 札幌市中央区南3条西8丁目(西向き、南西の角) TEL: 011-272-4202
分類: 中華

「すすきの」というにはちょっと外れていますが、創作中華料理のお店です。

女性のお客様が多いお店って、食べ物がおいしいところが多いですよね。初めて行くお店でも、女性客が多いと、ここの食事は期待できる、と楽しみになります。そして、茶月斎も女性客が圧倒的に多いのです。

18席の店内は満席になることがよくあります。「今日は茶月斎に行きたい!」と思っても入れず、かといって茶月斎の代わりになるような中華料理店はないので、他店よりも入れなかったときの落胆度が大です。もちろん、東北飯店(札幌市中央区南7条西5丁目 TEL: 011-551-0803)とかおいしい中華料理屋さんは他にもたくさんあるのですが、「茶月斎に行きたい」ときと「中華屋さんに行きたい」気分は何かが違います。

このお店に来て、中華料理のイメージが変わりました。油や調味料がくどくなくて味が優しい。特に野菜の炒め物は、野菜本来の甘みが出て、しゃきしゃきして、いくらでも食べられる感じです。手打ち麺は絶対に外せないし、かといってチャーハンだって頼まずにいられません。メニューの数はそんなに多くないのですが、いつも選択に迷います。

特に、ここでぜっっっっったいに頼みたいのがピータンです。ピータンは正直なところ苦手だったのですが、茶月斎のピータンは臭くなくて、白身の部分が琥珀色に透き通っていて、黄身がねっとりしていて… 極楽です。付け合わせの唐辛子も最高。焼いた青唐辛子をタレにつけ込んだものなのですが、タレの甘辛さと焼いて甘みの出た唐辛子の組み合わせが、もう、「これ考えた人天才!」と思います。この間、8人の宴会で使わせていただいて、ピータンを6皿頼んで欠品させてしまいました。申し訳ありませんでした。

ビンですがハートランドが飲めるのもうれしいところです。

予算: 3500円-

2005/08/29

中央区その他 - 玉響

玉響(たまゆら) / 札幌市中央区北5条西11丁目 TEL: 011-272-0002
分類: 和食系創作料理

円山きんぎょ」の姉妹店です。 お店の宣伝はしない方針とのことで、雑誌などで見たことはありません。 そう言えば、円山きんぎょさんも雑誌などで見かけたことがありませんが、同じ方針なのでしょうか。

お店の場所は、北向きのぼろいビル(失礼!)にあり、ビル前に釣られている小さな提灯が目印です。 「こんなところに料理屋さんが?」というようなビルの外観ですが、中に入ると別世界が広がります。

5,000/7,000/10,000円のコースのみです(料金には数百円の端数が付いていたと思いますが失念)。

どの料理も手間がかかっていて、ひと皿ひと皿に感動します。特に野菜料理がおいしい。終盤に出てくるパレット状に並べられた料理が圧巻です。〆に釜で炊きたてのご飯が食べられることもあります。

特別なときにぜひ行きたいお店で、今年の誕生日にも行こうと考えています。

円山きんぎょと同様に、種類は多くはありませんが料理に合わせて厳選されたワイン、日本酒、焼酎が用意されています。お酒ではありませんが一度試していただきたいのは、ジンジャエール。ピリッと辛いジンジャエールなのですが、ウィルキンソンのドライジンジャエールよりも甘くなくて実にうまいのです。

ふだんは2人組のお客様が数組いるだけという、落ち着いた雰囲気のお店なのですが、たまーにパーティとぶつかると、ビルの構造のせいか声が結構響いてしまうのが難です。

予算: コース料金 + 2000円-

2005/08/27

中央区その他 - 丸市 桜本商店

今日は激しい二日酔いでキモチガワルイ…。そう、昨日は「泡盛を楽しむ北海道の集い」 に行ったのです。チケットは入手できませんでしたが、当日の夕方になって、会場に行くだけ行ってみて当日券がないか聞いてみようと決心しました。出かけてみると、お土産の泡盛はもらえないけど入れるとのこと(ただし、今度からチケットを買ってくださいね、と念を押されました)。 よかったよかった。

会場には、運営スタッフである沖縄バー「宮古根」や酒屋の「仙丸」の方々の他に、「山田や」 の大将、「がちまやぁ」のご主人、そして今回ご紹介する「桜本商店」のご主人と若旦那がいました。

泡盛は守禮の古酒が好みに合いました。食べ物は沖縄そばとクーブイリチー(昆布の炒め物)がおいしかったなぁ。クーブイリチーは見た目が地味なので売れ残っていましたが、もったいない。今回は、抽選が終わって帰る人が結構多くて、踊りのころには人が少なくなっていてちょっと寂しかったですね。

抽選では、山田やの大将に「かりゆし」の4.5リットル瓶が当たりました。で、そのまま山田やさんで2次会に突入。桜本さんや、桜本さんファン、山田やさんファンの方達と楽しく飲んだのでした。

うーん、毎度のことながら、飲み過ぎてしまい後悔しきりです… しばらく飲まない…

と前置きが長くなりましたが、お店の紹介です。

丸市 桜本商店 / 札幌市中央区南10条西7丁目4-3 TEL 011-521-2078
分類: 酒屋

居酒屋やさんではなく、酒屋さんです。現在で3代目のご主人なので、北海道では老舗ですね。

ご主人は、お酒を深く愛していて、自分が納得したお酒のみを置いています。一般的に人気の高い銘柄の焼酎でも「香料を加えて人工的な味になっている」と置かなかったり、最近はやっている梅酒も厳選した6種類のみを扱うなど、こだわりの品揃えです。お店では試飲ができるのですが、ご主人がいるときは、試飲しながらお酒のいろいろな話を聞けてさらに楽しい時間を過ごせます。

うーん、お店の魅力をいろいろとお伝えしたいところですが、今日の体調ではお酒のことを語ることができません。お店のサイトを見つけたので、そちらをぜひご参照ください。

http://www.saketen.co.jp/sakuramoto/

2005/08/25

すすきの - ケルク・ショーズ

ケルク・ショーズ / 札幌市中央区南4条西6丁目 新橋スタンプ商会2F TEL: 011-251-2815
分類: フレンチ

10年くらい前だったか、イギリス人作家が書いた南仏プロバンスのエッセイが流行りましたよね。そのエッセイで、南仏の田舎に移り住んだその作家は、ご近所の人にごちそうになった夕飯のあまりのボリュームに驚くのです。ごちそうになっているのに残せないからと、イギリス人の意地にかけて死にそうになりながら食べた、というようなことが書いてありました。

そんな昔の本のことなど、すっかり忘れていた私ですが、ケルク・ショーズに初めて行ったときにそのエッセイのことを思い出したのです。「これだ、この状況だ」と。
とってもおいしいけど、盛りがすごすぎる!前菜だけでけっこうお腹がいっぱいになってしまい、2皿目で気が遠くなるのを感じ、メインのときにはなぜか子供のころの思い出が走馬燈のように駆けめぐり… 何度もくじけそうになりながら、なんとか完食したのでした。

盛りがよいだけではないのです。ソースで殺したりせずに旬の素材を生かした料理で、こってり系の料理が苦手な私でも大丈夫です。しかも素材を考えると「こんな値段で出せるんだ」という激しいコストパフォーマンスの高さ。今でも忘れられない料理は、去年食べた毛がにのスパゲティです。かにの身とミソがたっぷり入っていて、たまらないおいしさでした。また食べたいなぁ…

コースを食べるなら、体調を整えて思いっきりお腹を空かせていくことを強くお勧めします。初めてのときは、単品を2品くらいオーダーして様子をみるのもよいかもしれません。

それから、テーブルは4人掛け×6つくらいあるのですが、3テーブルがうまったら追加のお客様は入れていないようです。そのため、当日に電話をかけても入れないことが多々あります。ぜひ電話してからおでかけください。

お店の名前を失念してしまいましたが、3階あるバーも静かに飲めて雰囲気がよいところです。エノテカ出身のご主人だそうです。

予算: 4000円- (ワインによって変わります)

2005/08/23

すすきの - 沖縄料理居酒屋 がちまやぁ

沖縄料理居酒屋 がちまやぁ
札幌市中央区南7条西4丁目プリンス会館ビル1F TEL: 011-562-0027
分類: 沖縄料理(どちらかというと飲み系のお店)

あぁ、「泡盛を楽しむ北海道の集い」 のチケットを入手し損なってしまいました…
」のマスターにお願いしていたのですが、売り切れだったとのこと。いろいろ手を尽くしてくださったようなのですが、本当に残念です。自分で「売り切れることが多い」 とか書いておきながら…がっくし。
くそー、その日は泡盛を飲んだくれてやる!そして、来年は早め早めに動くのだ!

というわけで沖縄料理のお店です。沖縄料理のお店というと、「星空料理店」(南3条西4丁目ワカツキスクエア10F)と「宮古根(なーくにー)」(南3条西5丁目三条美松ビル4F)に1度ずつ行ったことがあるのと、沖縄に行ったときに食べただけなので、あまりコメントできることはないのですが…

この「がちまやぁ」は、プリンス会館に行ったときにふらっと入ったところ。沖縄出身のご主人が切り盛りしているカウンターと小上がり合わせて18席のお店です。チャンプルーが数種、ソーキそば、グルクンのから揚げ、中身汁など、品数は少ないながら、いろいろな沖縄料理をいただけます。泡盛の品揃えはあまり多くありませんが、これから充実していきたいとのこと。

それと、運がよければレバ刺しがありますので、それもお勧めです。仕入れ先で、自分がおいしいと思ったときにのみ、レバ刺しを仕入れるそうです。

ミミガーのおつまみにタレがかかっているのですが、それが「やめられないとまらない」おいしさで、秘伝のタレなのかと聞いたら、「出来合いのヤツさぁ」とニカッと答えてくれました。
やっぱり、小さなお店は店主さんの人柄が肝ですね。

予算: 3,000円-

2005/08/22

円山 - しろ

しろ / 札幌市中央区南4条西24丁目 TEL: 011-521-4060
分類: 焼き鳥

ひと串ひと串、ていねいに焼いて、1?2串ずつ(しかもいい感じの順序で)出してくれるお店。鶏精肉がおいしくて、こんなに感動したことはありませんでした。串もの以外の一品料理もおいしくて、ワインの品揃えも素晴らしい。焼鳥屋と思えない清涼感あふれる白い内装で、ぴしっとした店員さんの服装も相まってレストランのよう。最初は店構えにびびりましたが、思ったより高くなかったという印象です。
お気に入りのメニューは、鶏精肉、ホルモン、ペコルス(小玉ねぎ)、大人のポテトサラダ。

すすきのに姉妹店のワインレストラン「BLANC(ブラン)」(南6西4 ホワイトビル1F TEL: 011-513-4060)があり、ここも評判のお店です。一度行きましたが、ちょっとおしゃれして行けばよかったなぁ、と後悔しました。

両方のお店に共通していることは、ワインの品揃えがよく、しかも価格が安いことです。

予算: 4000円-

2005/08/21

すすきの - φ(ファイ)

φ(ファイ) / 札幌市中央区南2条西5丁目 TEL: 011-219-8244

分類: イタリアン(レストランバー)

カードつながりといえばもう1店。といってもφの方を先に知って、φに置いてあったカードを見て「トラットリア・ズッカ」を知ったのですが。

狭い路地をのぞくと、ひっそり見える「φ」とだけ書かれた看板。何のお店だか、外からはわかりません。扉を開けると、落ち着いた空間が広がります。だれかを驚かせたいときに連れて行きたいお店です。

ワインをの品揃えがよいのはもちろんですが、ワインに合う料理もあり、「食べないと飲めない」私にはぴったりです。

はじめて行ったときに驚いたのは、数年前、「トラットリア・リデーレ」にいた名物的な給仕さん(ソムリエ?) がφを切り回していたことでした。ご自分でお店を開いたのか、それともリデーレから引き抜かれたのか、気になりつつも聞けずにいるのですが。ともあれ、リデーレからいなくなったときには寂しい思いがあったので、お元気な姿を見られて何よりです。

予算: 4500円- (ワインによってはガガッと高くなります)

2005/08/20

すすきの - しぇりーBAR

しぇりーBAR / 札幌市中央区南4条西5丁目 第4藤井ビル6F TEL: 011-281-5818
分類: バー

飲食店のカウンターに、他店のカードが置いてあったりしますよね。よいお店に置いてあるカードには外れが少ないということに気付きました。

このしぇりーBARもその1店。ビルの上にあって、何かのきっかけがないと行くことがないだろうお店です。ここは、ポールズ・カフェにカードが置いてあったのを見て気まぐれに行ってみたお店です。

お店の名のとおりシェリーをはじめ、スコッチウィスキー、スペインワインを取り揃えた、カウンターのみの小さなお店です。ここに来るまで、シェリーはティオペペくらいしか飲んだことがなかったのですが、シェリーには実にさまざまな味わいがあると知りました。もの静かなマスターが作り出している空間が心地よく、つい長居してしまいます。迷ったらマスターにお勧めを聞くのが一番。
ホームページ: http://sherry.or.tv/

予算: 4000円- (プレミアが付いているようなものを飲むと高くなります)

2005/08/16

札幌駅 - ポールズカフェ

ポールズカフェ / 札幌市中央区北5条西5丁目 住友生命ビルB1 TEL: 011-231-7320
分類: ベルギービール専門のカフェ

あづい。昨日は「♪ちゃーんこちゃーんこちゃんこちゃちゃーんこちゃん 手拍子そろえてちゃちゃんこちゃん」と子供盆踊りが風に乗って流れくるのを聴きながら、ジンギスカン。うーん夏だなぁ。

あの盆踊りの音楽って、全道的に使われてるんでしょうかね。子供のころ、出身地(十勝の小さな町)では使われていませんでしたが、親戚がいる宗谷の町や名寄では使われていました。なので、道北限定なのだとずっと思っていましたが、札幌でも使われているんですよね。フレンチドックに砂糖を付けるかどうかと同じく、分布があるのでしょうか(私は当然砂糖派ですが)。

で、相変わらず暑いので、ビールでも飲みに行こうかと。

おそらく札幌唯一のベルギービール専門店です。ビールとスパイシーなポールズチキンがあれば、それだけで幸せです。ベルギービールというと、シメイとかヒューガルデンくらいしか知らなかったのですが、専門店だけあって実にさまざまなビールがあります。ホームページでしこしこ数えてみると、通常置いているビールだけで43種類ありました。この他に「今月のビール」というレギュラーメニューにないビールもいただけます。

ベルギービールは銘柄ごとに専用のグラスがあって実に楽しいんですよね。パウエル・クワックとデリリウム・トレメンス(「アルコール中毒者の幻覚」という意味だそうです)は、味、グラスともにおすすめです。

お店の看板メニューであるポールズチキンは売り切れることがよくあります。絶対に食べたいという方は予約していく方がよいかもしれません。

ホームページ: http://www.mnc.to/~pauls/
予算: 3000円-

2005/08/11

すすきの - ジッラダ

ジッラダ / 札幌市中央区南4条西5丁目 (36号線北側のブロック、東向き) TEL: 011-232-3150
分類: タイ料理

暑い! いくら北海道でも暑いときは暑い! 何で大通りの納涼ビアガーデンは「これから」っていうときに閉まっちゃうんでしょうね。今年は結局行けずじまいでした。

テレビ塔下の小樽ビールのビアガーデンは納涼ビアガーデンとは別枠なので、例年8月の後半まで開催されてるんですよね(今年は21日まで)。きれいなトイレがテレビ塔にあるし、小樽ビールが好きなので、いずれにせよ小樽ビールに行くんですけれども。ヴァイスのあのバナナのような香りが好きなんですよね。もっとぬるくしてもいいと思うけど、それだとお客さんから苦情が来るんですと。

本題に入るのが遅くなりましたが、暑いときはやっぱり辛いもの食べて汗かくのが一番。ジッラダは甘酸っぱ辛いのバランスが絶妙で、ビールが進む進む。特に好きなのは、エビのココナツカレー(甘クリーミー辛い)。スプーンが止まりません。メニューには唐辛子マークで辛さの度合いが書かれていますが、2つでも結構辛い。全身の毛穴が開く感じがします。そこで、シンハーできゅーっと洗い流す、これ最高。

ホームページ: http://www.tosh-net.com/jitlada/
予算: 3500円-

イベント - 吟醸酒を味わう会 in 札幌

日時 9月1日(木) 18:30 - 20:30
場所 ロイトン札幌の3階ロイトンホール (札幌市中央区北1条西11丁目)
会費 前売り3,500円 (当日4,000円)

日本吟醸酒協会主催で、2年に1度開かれる吟醸酒の会です。全国のメーカーが持ち寄った吟醸酒を存分に堪能し、お土産に4合ビンの吟醸酒をいただける、という贅沢なイベントなのですが、先に紹介した泡盛の会とは違い、料理が出ません。また、つまみを持ち込んで楽しむ方もいますが、食べ物は持ち込まないでください、とアナウンスされます。

この「つまみなし」が結構つらいんですよね。空きっ腹では絶対に行けません。そりゃあ、口に含んで味と香りを楽しんで、用意されているバケツに吐くなんてことをすればいいんでしょうが、そんなもったいないことできなーい!とりあえず、ぐでんぐでんに酔っぱらわないように、コンビニでおにぎりなどを買って、会場外で食べてから参加しています。それに、他の方と同様に、つまみをこっそり持ち歩いて、ときどき食べています。やっぱり、いくら好きと言っても、歳とともにお酒は弱くなってきているし、つまみなしで飲み続けるのはつらい…。

泡盛の会のように、少し会費が高くなってもいいから、つまみを用意してくれないかなぁと期待していますが、そのような気配はありませんね。

さて、チケットの入手方法です。
専用の郵便払込票で入金すると、その受領証がそのまま入場チケットになります。払込票は、北都千国会会員店の酒屋さん、一部の居酒屋さんで入手できます。また、一度参加した方には、毎回払込票が郵送されてきます。この間行ったら、すすきのの「秋田の料理番 和」にも置いてありました。

2005/08/10

イベント - 第12回 泡盛を楽しむ北海道の集い

今年もやってきました、「泡盛を楽しむ北海道の集い」。

日時 8月26日(金)18:30-
場所 ホテル札幌ガーデンパレス (札幌市中央区北1条西6丁目 TEL: 011-261-5311)
会費 5,000円

さまざまな泡盛と沖縄料理をいただけます。行くのが遅れると、レアな古酒はあっという間になくなってしまいます。受付でもらう出展一覧に、銘柄と何年ものかが書かれているので、皆さんそれをチェックして、始まるとまっしぐらに目的のところに並ぶんですよね。

会費5,000円は高いと感じるかもしれませんが、お土産に泡盛(4合ビン)をもらえるし、普段飲めないような古酒も(うまく行けば)好きなだけ飲めるし、ちょっとしたライブがあったり、沖縄旅行などが当たる抽選会があったりで、十分に元は取れるんではないでしょうか。抽選会では、久米仙のでかいカメがうちのダンナに当たったことがあります。

会の締めくくりには、みんなで沖縄舞踊です。私を含め、見よう見まねで踊る道産子ではありますが、数百人が踊るさまは壮観です。会が終わるころにはいい感じに酔っていて、まったく抵抗なく踊れてしまいます。

チケットは、わしたショップやおきなわやで販売しているようです。飲み屋さんでもまとめて購入されているところもあります。去年はすすきのの「山田や」さんの大将に、今年は琴似の「酒肴や 風」のマスターに購入をお願いしました。チケットは売り切れることが多いようなので、前もって購入することをお勧めします。

琴似 - 秀ちゃん

秀ちゃん / 札幌市西区琴似1条2丁目 ハシモトビル 2F TEL: 011-618-0705
分類: 居酒屋 (和食系創作料理)

旬の食材がていねいに料理されていて、何を食べてもおいしい。ご夫婦仲良く切り盛りしているお店です。お寿司屋さんじゃないのに、お寿司が絶品です。新鮮な魚貝料理もさることながら、かにシューマイなどの一品料理もおいしくて、いつもメニューを選ぶのに苦労します。予算を伝えておまかせにすると、通常メニューにない料理をいろいろといただけます(前日までに要予約)。


予算: 4500円-

2005/08/09

円山 - 円山きんぎょ

円山きんぎょ / 札幌市中央区南1条西26丁目 TEL: 011-631-0929
分類: 居酒屋

旬の素材をひと手間かけて調理した料理をいただけるお店。お刺身がおいしくて、欠かせません。おすすめのメニューを見ると、かたっぱしに選びたくなり、通常メニューをあまり食べたことがないかも…。ご飯ものもそのときどきで工夫をこらしていて、小どんぶり、茶漬け、おにぎりなど何がいただけるのかが楽しみです。それから、ここの白ワインは、魚料理に合うことを考えられていて、魚がさらにおいしくなります。お客様は若い方から年配の方まで幅広く、円山の地元で愛されているのだなぁと思います。

ここのメニューでうれしいのは、「いきなりおまかせコース」が用意されていて、お店に行ったときにおまかせをお願いできるところです。2種類の価格設定があって、高い方はご飯ものが付いているだけの違いです。初めて行くときは、おまかせでお願いすると、おいしいものが一通り食べられてお勧めです。

いつも混んでいるので、電話して行くのが無難。

予算: 3500円-

2005/08/06

すすきの - 楽屋(がくや)

楽屋 / 札幌市中央区南3条西4丁目 浅野ビル3F TEL: 011-241-5367
分類: 創作和食

食べ物はおまかせコース(4800円)のみ。魚と野菜を中心に、全国から取り寄せた旬の食材をおいしく料理。絶対に値段以上に満足します。ここで初めて食べたものもいろいろありました。行くたびにまったく違った食材を楽しめるので、季節が変わるごとに行きたくなります。ご主人のうんちく話が楽しいので、ぜひカウンター(6席くらい)で。
こちらに置いている日本酒は「八咫烏(やたがらす)」(奈良県)のみ。フルーティな香りで切れもあり、お料理に実に合います。

予算: 7000円-

2005/08/04

すすきの - トラットリア・ズッカ

トラットリアズッカ / 札幌市中央区南2条西7丁目 M'sスペース 2F TEL: 011-281-8666
分類: イタリアン
行くたびに幸せな気分でお店を後にします。「トラットリア」なんですよ。居心地がよくて、食べ物もワインも、本当に「こんな値段でいいのかな」と思います。しかも、仕事がとてもていねい。サラダに入ってるプチトマトでさえ湯むきがしてあって、感動しました。ワインを頼むときは、ぜひシェフにお勧めを聞いてください。食事に合わせてワインを選んでくださいます。
パスタはトマトソースのが好きなのですが、ここは塩味のパスタは絶品です。

予算: 3500円-

すすきの - 山田や

山田や / 札幌市中央区南4条西5丁目 シャンゼリゼビルB1F TEL: 011-521-5078 地図
分類: 居酒屋

旬の魚介類と焼酎がおいしいお店。おそらく、札幌市内で最も良心的な値段で焼酎を出しているところです。品揃えも素晴らしい。粋で気っぷのよい大将が最高です。行くと元気になります。
食事で一番驚いたのは、6月に行ったときにのマグロフェア。マグロを丸ごと買ったらしく、いろいろな部位を食べることができました。中落ちの刺身を頼んだら骨ごと出てきて自分でこそいで食べるとか、かぶと焼きが1800円という破格値で食べられたりとか(さすがに3人ではきつかったのですが)。
通常メニューでも、鶏のいろいろな部位が食べられるなかなか串や蟹ミソなどがお勧めです。

予算: 3500円-

2005/08/03

中央区その他 - トラットリア・リデーレ

トラットリア・リデーレ / 札幌市中央区北9条西20丁目 TEL: 011-614-6818
分類: イタリアン
市場の近くにあるせいか、魚介を扱った料理が特においしい。個人的にお気に入りのレギュラーメニューは、バジリコのスパゲティとオニオングラタンスープ。シェフは元々フレンチで修行された方だそうです。遠別出身で、将来は地元に戻って農園を作って側にレストランを開く夢があるとか。その夢はかなってほしいような、寂しくなるような。

カプチーノを頼むと泡に絵を描いてくださいます。マネージャ、シェフをはじめ、スタッフの皆さんの雰囲気がよくて、お店の空気を作っています。余裕があるときは、マネージャがカードマジック(けっこうすごい)を披露してくれることも。

ホームページ: http://www.ridere.jp/
予算: 5000円- (ランチは1000円からあり、パスタは890円)

2005/08/02

桑園 - シュクル

シュクル / 札幌市中央区北10条西14丁目 (桑園駅高架下 東側) TEL: 011-280-0222
分類: 居酒屋
元々、ランチの時間だけ開いていたサンドイッチ屋さんが、居酒屋さんに変身。富良野出身の女性店長さんのお店です。毎日、4皿くらいのお総菜が用意されている他、一品料理がいろいろあります。お総菜はどれを食べても外れたことがありません。優しい味です。私は女なのですが、ここに来ると「こんな奥さんがいたらシアワセだろうなぁ」といつもしみじみ思います。サラリーマンの他、おひとりで来ている老若男女も多く、落ち着けるお店ということを物語っています。店長さんのほんわかした雰囲気がまたなごむんですよね。
ハートランドの生ビールが飲めるのもうれしいところ。ハートランドの瓶はあっても、生あるところはなかなかないので。
予算: 2500円-

2005/08/01

円山 - あれこれ屋

酒菜 あれこれ屋 / 札幌市中央区南1条西22丁目 ケイキ円山 1F TEL: 011-632-1024
分類: 居酒屋
マスター1人でカウンターのみのお店。狭いのにいろいろな料理があっておいしいのです。釣ってきた魚、穫ってきた山菜など、旬の素材がいただけるのがうれしい。品切れでなければ手打ちパスタがあって、クリームソースかトマトソースが選べます。クリームソースだと、お腹具合に合わせて麦飯を入れてくれることもあります。
ここでは「自ビール」にぜひ挑戦を 。自分でビアサーバーからつぐと、ビールが50円引きになります。普通の生ビールと黒ビールのサーバーがあって、まぜてついでもOKです。

この間の日曜日は、年に1回の恒例行事、流しそうめんがありました。外の駐車場をメインの会場にして、お店の廊下から外に割った竹を渡して、そうめん、冷や麦、うどん、そばの4種類と、お店のビール券などのお楽しみが流れてくるという趣向。スイカ割りや花火もあって、ちょっとしたお祭り気分でした。

予算: 3500円-
(ちなみに、流しそうめんは、麺、おかず数種、ご飯もの、デザートの他に、飲み放題が付いて2500円でした)